身近な人に聞いた、更年期と閉経。
今日は身近な人から聞いた、更年から閉経までについて書こうと思う。
私たちは、思春期、初潮が始まるころは同じクラスの中で
「もう生理来た?」
とか
「始まった?」
とかそんな会話を頻繁にしていたのに、
閉経の話となると全然話題に上がらない・・・そんな不思議な感覚の中で
生きているのではないかと思っています。
学生時代というのはみんな年齢も同じなので、話題に上りやすかったのは確かです。
そのおかげで、自分に起きていることも病気やトラブルではなくて、
体に起きる自然現象だと思えたのではないでしょうか?
さて、私自身閉経に向かう年齢になり、初潮のとき同様
自分に起きていることは周りのみんなにも起きていることなんだろうか?
と思うようになりました。
というわけで、少ない人数ですが、
周りの方がご自身の更年期経験や閉経の経験について話してくれたので、
その話を今日は書いてみたいと思います。
Yさん(60代)
1か月に何回も生理が来たりというのはあったけれど、これは典型的な例と思い過ごしていた。
ホットフラッシュなどの症状はあったけれど、人生が折り返し地点を迎えていたので、小さなことで悩むのがもったいなくて、それほど悩まずに閉経を迎えた。
徐々に生理の感覚が開いて、そのうち来なくなった。
Pさん(50代)
今まで順調に来ていたのに、ある時から急に来なくなってしまった。
「そういえば最近生理がないなぁ・・・えっ?もしかしてこれが閉経??」
という感じで最後の生理日が分からない。
なので、がん検診などで「閉経日はいつですか?」というところには
「わかりません」とかいている。
こうしてなんの予兆もなく突然終わることもあるので、ちょっと寂しい。
Tさん(60代)
30代半ばからイライラや生理の周期の乱れ、量が少なかったり多かったりで、
長く婦人科のお世話になった。
漢方薬からホルモン剤まで試したけれどこれが決定打と思えるような治療には出会えなかった。
ただ、もともと人生には浮き沈みがある、という考え方が強かったので、沈んだりイライラがひどいときは、「今は人生のそういう時期なんだ」と寝込んでいた。
今思えばその時の経験も今に生きている。
Sさん(50代)
50代後半なので、もう閉経してもいい年齢なのに、年に何回かずるずると生理が来て落ち着かない。
体のことを考えれば生理があったほうが骨粗しょう症などにいいんだろうが、ひょんなタイミングでやってくるので、困る。
更年期の症状かどうかわからないけど、生理前はいつものようにイライラして過ごし、
来ると少し楽になる・・・というのは変わらなかった。
Nさん(40代)
更年期障害真っ盛り。婦人科で漢方もホルモン療法もやっている。
急にどっと汗をかいたかと思えば冷える。めまい、頭痛、疲れやすいなど大変。
大変だなぁと思いながらも、この症状を受け入れてどうやったらうまく付き合えるか・・・と考え方を変えたら、同じ症状でもだいぶ楽に感じられるようになった。
更年期を悪いもの、ではなく自然なもの、ととらえるのがいいかもしれない。
Aさん(40代)
30代後半ころから生理の期間が10日くらいに伸びる。
生理の量も多くて、鉄欠乏貧血の治療中。
肩こりや腰痛がつらい。ただ、想像していた更年期の症状ホットフラッシュや更年期鬱などはまだ起きていない。
どうなるかはわからないけれど、最近は今やれるだけのことをやっているから、あとはこの時期をどう楽しく過ごすかだなぁ・・・と考えている。
皆さん、プライベートな私の質問に答えてくださって、本当にありがとうございましたm(__)m
あくまで、個人的なお話ので、もしこういうお話を聞いても心配・・・
という方は、きちんと婦人科を受診してみてくださいね。
さて、人生の折り返し地点を迎えていろいろ悩む40代。
昔と違ってお給料も安定しているわけではないし、
世の中不況。
いろんな不安があるかもしれません。
とはいえ、たった一度の人生、ともに楽しく乗り越えるべく、
皆さんといろんな話をしていければいいなぁと思いますし、
これから、私と同じ局面を向かる人がいたら、少しでもこの記事が役に立つといいなぁ、
と思います。
では、今日もご自愛ください。
またお会いしましょう(^^)/